ロシアから中国への木材供給量は7月に6.2%増加
2022年7月10日以降、EUの対ロシア制裁戦略の影響を受け、ロシアの木材輸出市場は大きな変化を遂げた。
欧州連合への木材輸出は停滞しており、焦点はアジアや中東に移っている。
現在、ロシアの木材輸出はこの1年で変化しており、輸出優先順位の調整により、中国へのロシア木材輸出は依然として増加している。
ロシア統計局ワットウッドによると、ロシアの中国への木材輸出は7月も引き続き増加し、前月比6.2%増の120万立方メートルとなった。
このうちロシアのクラスノヤルスク地方が最も輸出が増加しており、今年6月の対中木材輸出量と比べて30%増の33万立方メートルとなった。
これは同地域の月間成長率としては2022年10月以来最高となる。
クラスノヤルスク地域の木材供給業者も輸出が大幅に増加した。
このうち、最大の製材所(ロシア最大の製材所および木材加工会社の一つ)であるノボエニセイスキー LHK は、前月比 81% 増加しました。
アルハンゲリスク地域などノヴォエニスキーLHKの他の地域では、中国への木材輸出が前月比29%増加した。この地域の木材会社も輸出が急増しており、大手木材会社ULKは前月比68%増加した。
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